いよいよ10月の来日セミナー開催まで残り一ヶ月となりました。講座も8割方完成済みなので、少し今回のテーマについて紹介します。
そしてこちらが今月、石塚隆一先生と収録したポッドキャストです:「出生図の5ハウス」
ノエル・ティルは5ハウスを「与える愛」に関する領域だと定義していますが、これは従来の「子供・恋愛・創造的表現」のどれにも当てはまる言葉だなあと思います。今回のお話では、5ハウスのナチュラルルーラーである太陽とも絡めて考えています。【今月のポッドキャストは、こちらでお聴きになれます。】
来日セミナー:「逆境を越えるための占星術」
2015年、2017年の来日セミナーでは「変化」そして「自己表現」について扱ってきました。
今回の「逆境を乗り越える」というテーマは、ノエルティルの「成長のための緊張」という考え方と密接しています。
ティル先生も来日される度に色々なやり方で伝えようとしていたこのコンセプトは、理解が深まる程「占星家の質」を変えてくれるものではないかと思います。
それはおそらく、「成長のための緊張」という言葉が人生、ひいては占星術に対する姿勢を表すものだからです。
緊張(努力・苦労・苦難)は人生の一部だが、それは大きく成長する機会でもある。
緊張そのものが悪(吉凶の凶)だという考え方は現実的では無いという事ですね。
ノエルティルはこの言葉を通じて現代占星術から「ハードアスペクト=Afflicted(アフリクト・苦難)」という考え方を取り除くことに成功しました。(ちなみにこれは、占星術のイメージ向上の功績を讃えるレグルス賞を受賞した彼の数多くの貢献の一つと言えます。)私も大学時代に彼の著書で初めてこの考え方に出会った時の衝撃を覚えています。
では、この考え方をどのように身につけ、占星術の理解を深め、占星家としての活動に活かしていくのか。
今回のセミナーの準備をするにあたり、私自身もこの考え方とより深く向き合う事ができたと実感しています。
日本の占星家の皆さまにとっても、今回のセミナーはきっと「良い結果を生む緊張」となってくれるだろうと思います。
アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。
こんにちは。
いつもメルマガを楽しみにしております。
私の5ハウスですが、ドラゴンヘッドと月があります。
ドラゴンヘッドはASCとオーブ2度で120度ですが、月は29度でノーアスペクトです。
その月は5ハウスのルーラーにもなっています。
またMC/天王星=月のミッドポイントがあります。
29度は良くない度数ですし、ノーアスペクトは、その天体の良さが現れないと以前何かで目にした経緯があります。
因みに私は恋愛運も悪く、育った家庭がトラブルばかりだった為、昔から子供は作らないと決めておりました。
やはり月の状態が悪い事と関連性があるのでしょうか?
新里先生 こんにちは、初めまして。
占星術に興味があり、
インターネットなどで調べて、少しだけ勉強しています。
新里先生のHome pageも、拝読させて頂いております。
とても初歩的な質問なのですが、
調べてもなかなか答えが見つからず、
こちらで思い切って質問をさせて頂ければと思い、
コメントさせて頂きました。
コメント欄なのに申し訳ございません汗
普段、Astroienistホロスコープを参照しているのですが、
出生データによるさらなるチャート選択のページで、
下部の方に、progressionsという設定欄があり、
特段何も考えず、
ARMC 1 Naibod/prog.day (default)
という項目を選択して普段使用していました。
しかし、国内の無料ホロスコープ作成ウェブページで
プログレスを出して見ると、どうやらどれで作成しても
ARMC 361° / prog.day という設定で出した
プログレス図と同じになるようです。
新里先生のページを参照して勉強するときの設定は、
デフォルトの設定でよろしいでしょうか。
また、 ARMC 361° / prog.day は、
どのような場合に使用しますでしょうか。
ASCの位置が真反対の星座になってしまうので、
どちらでもよいというふうにはなりそうではなく、
戸惑っています。
ご多忙のこととと思いますが、気が向かれましたら、
どうかご返信をよろしくお願い申し上げます。
昨日、上手に送信できなかったので、念のため再送しました。
もし届いていて、重複していましたら、申し訳ございません。
浦上さん こんにちは。
プログレスの設定ですが、私の教える講座ではソーラーアークという進行法を使用しておりますので、若干違うものになるかと思われます。
Astro.comの設定自体はそれほど詳しくないのですが、ナイボッド式とは若干異なる進行法かと思われます。
新里先生、ご多忙のところ、お時間を割いて頂き、
早速のご返信をして頂きまして、ありがとうございます。
ホロスコープの選択は、
◆Sections の Chart typeで、“Natal, Progression and Solar Arc Combined”
(私が参照している日本語訳ページで「太陽孤進行」)を選択しているので、
チャートタイプとしては、問題ないようです。。
Sectionsの設定より、もう少し下部の方に、
◆Display and calculation options (5 options activated)
(日本語訳ページで“、「表示オプションと計算オプション (5 options activated)」)があり、
その中に、プログレスに関すると思われる “progressions” という設定欄があるのですが、
項目としては、
■ARMC 1 Naibod/prog.day (default)
■ARMC 361° / prog.day
■MC from solor arc
の3つで、先日コメントにて申し上げましたとおり、
国内の無料ホロスコープ作成ウェブページや、フリーダウンロードのソフト(「アマテル」)で
プログレスを出して見ると、どうやらどれで作成しても “ARMC 361° / prog.day” という設定で
出したプログレス図と同じになるようです。
もう1人WEB上で参考にさせて頂いている「工藤明彦さん」という
ハーフサムに精通されている占星術の先生がいるのですが、
その方が使用されいる占星ソフト・ソーラーファイアーでは、
Naibod in RA という形式を使用して計算がされているようです。
(その方の過去のWEBの記事を参照しました)
ここから推測するに、計算の方法のようですが、
工藤先生の記事のプログレスの参考事例を自身で作成すると、
数値が一致するので、■ARMC 1 Naibod/prog.day (default)を
今後も使用しようと思います。
また、自分の出来事にもいくらか合致する部分がありますので、
そうしようと思います。
ただ、Astrodienstの日本語訳ページでなく、
国内のフリーホロスコープを使用して勉強している人は、
そちらを参照して勉強していると思うと、それが少し気になり、
少し謎解きしてみたかったのですが、
こちらでソフトについての込み入った質問をしてしまい、申し訳ございませんでした。
全くの素人の上、英語が分からないので、勉強不足ですが、
今後も参考にさせて頂き、精進します汗💦
ご返信本当にありがとうございました。
浦上
浦上さん おそらく、ご使用の設定で問題ないと思われます。詳しくは上記のソーラーアークの記事内で確認いただけると思いますのでご覧ください。ソーラーアークの角距離の定義さえ分かっていれば確認可能です。
お世話になります。
新里先生、お返事を頂きまして、
ありがとうございます。
もう一度該当の記事を読み込んで、
実際に起きたことに照らし合わせながら、
勉強させて頂こうと思います。
追伸ですが、
ポッドキャストでの お二人の雰囲気と会話が好きです。
楽しみながら聞いています。
文字媒体とはやはりまた違ったものを感じ取れますね。
地方の子育て中主婦なので、外へは出向けないので、
機会を頂けてありがたいです。
それでは、今後とも楽しみにしております。
最後になりましたが、
お返事ありがとうございました。
浦上
新里先生、こんにちは。
お世話になります。
締めくくりのお礼を申し上げたのに、
連投をお許しくださいませ。
インターネット上ではかなり調べていたつもりだったのですが、灯台灯台下暗しでした。
Astroienist内で、サーチをかけ忘れており、探したところ、
回答らしきページにたどり着きました。(以下、そのページのurlです。)
◆ https://www.astro.com/cgi/h.cgi?f=gch&h=gch6251&lang=e
日本のフリーホロスコープの設定が、なぜ異なるのかが、
分からないままではありますが、一つ前進しました。
お騒がせしてしまい、申し訳ございませんでした。
それでは、失礼致します。
ありがとうございました。
たびたび申し訳ございませんでした💦。
浦上