12サインのシリーズも後半に入りました。
「前半の6つのサインが個人的な成長や表現に集中するのに対し、後半の6つのサインは社会的な表現を取る」という見方があります。「周囲との関係性」が成長の方向性に関わる、と考えると良いかもしれません。
天秤座はこの最たるもので、「人を喜ばせる・評価を得る・魅力的、人気者でありたい」などの欲求や表現が強くなります。これらの欲求は、ともすれば出生図の他の部分を圧倒するくらい強くなってしまいます。
例えば天秤座の「人に評価されたい・喜ばれたい」という欲求は自然ですが、それだけが強調されると「自己主張」や「自分自身の目標のための行動」が弱くなってしまうかもしれません。
逆に、天秤座の天体があるのに社交関係が苦手、というケースもあるかもしれません。天秤座の天体は多くの場合「人間関係のテーマ」を暗示するので、望ましくないパターンがある場合はそれを認識して解決することが成長に繋がります。
今回のポッドキャストでは天秤座の持つ「2つのものを秤にかける」という意味と、「バランスを保つ・回復する」等、いくつかの視点からこのサインの成長の方向性について考察しています。
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アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。
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