天秤座の月

天秤座の月:人間関係という鏡

天秤座の月の示す欲求は「公平かつ魅力的で人気者でありたい欲求」であると言います。

天秤座の月:場の空気を作る力

社交的な風のサインであり、リーダーシップに富む活動宮である天秤座の月は、自然と場の「空気」を作り上げる才能を持ちます。これはつまり「場の空気を読む力」に加えて「場の空気に影響を与える」力を暗示します。

天秤の月を持つ方は 、自分らしさを磨けば磨くほど「公平さ」「魅力的なふるまい」を駆使して人を集め、グループに良い雰囲気をもたらす事が出来る人物になるでしょう。

天秤座の月:人に好かれたい欲求の落とし穴

天秤座の月の最も強い欲求は、人から感謝され、賞賛される事でしょう。しかし、その欲求ゆえの落とし穴も存在します。

例えば「お世辞に弱い」という性質。

これはつまり他人からの感謝や賞賛を求めるあまり、自分の中心にある価値観や方向性を見失ってしまう危険があるという事です。

人からのフィードバックを重視する天秤座の月ですが、未だ自分自身を強く持っていない場合、相手に気圧されて「自分らしさ」を失ってしまい、人の意見を気にしてやりたい事ができなくなったり、わからなくなったりする事もあります。

天秤座の月:人間関係という鏡

容易く人と付き合える才能を持つ天秤座の月にとって、人間関係とは鏡のような役割を果たします。

相手の感謝に反映される、自分の長所。

周囲の好意や賞賛に反映される、自分の魅力。

しかし、天秤座の月を持つ人がお世辞に惑わされずに本当の「自分らしさ」をはっきりと見通すためには、どうすればいいのでしょう。

相手の「自分らしさ」を見据えること。

相手の「魅力」を発見し、賞賛すること。

自分を見るのと同じほど集中して人を見る事によって、

新たな「自分らしさ」が見えてくるという逆説。

人間関係という鏡は、やがて天秤座の月に深い「公平」の視点を与えてくれるのです。

 

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Photo: TimOve

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