前のサインの双子座には「新たな視点」を求め、好奇心の誘うままに情報を求めていくようなイメージがありました。そうして得られる「豊かな知識」や「多角な視野」が双子座のコミュニケーション能力に繋がるといえるでしょう。
しかし、「情報と知識」を積み重ねるだけで得られるものには限界が来ることもあります。恋愛小説を何冊読んでも実際の恋愛とは比べ物にならないのと一緒で、「頭では理解できない領域」というのが存在します。
蟹座の成長の方向性は「心」の領域に踏み込むもので、自らの内面にある感情と向き合い、情緒的な価値観を成熟させていくことに繋がります。
蟹座及び他の水サインには、この成長を助けるための「繊細さ」が備わっています。繊細であるが故に、内面の感情を敏感に感じ取り、理解しやすくなると考えられます。
ただ、繊細なだけでは社会で生きていくのが難しい。「蟹の甲羅」というイメージは、自分の柔らかく繊細な部分を守る必要性も示しています。
そして成長途上の蟹は、体が大きくなるにつれて甲羅を脱いて作り変える必要があります。いずれも心理的な示唆に富むイメージですよね。
今回のポッドキャストではこうした「蟹の甲羅」「蟹の脱皮」といったイメージについてもお話しています。下記のリンクでお聴きになれます:
【蟹座の天体と成長の方向性】
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