2つの点や天体間の角度関係を現す「アスペクト」。出生図の分析において「天体間の角度がハードアスペクト(90・180度など)を形成する場合、両者は緊張関係にある事を示し、ソフトアスペクト(60・120度)は両者が協調関係にある事を現す」というのが基礎的な解釈ですが、これは必ずしもソフトアスペクト=吉でハードアスペクト=凶であると意味するものではありません。
従来の占星術では、土星、天王星、海王星、冥王星などを含むハードアスペクトは、人生の困難を示す象徴として解釈されてきました。ノエル・ティルの現代占星術への大きな貢献の一つは、1970年代にこれらの角度を「成長を促す緊張」であると提唱した事です。
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アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。