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水星逆行の活用:逆戻りの理由(2018年)

2016年1月2日 By 新里ひろき 8 Comments

水星逆行の活用:逆戻りの理由(2018年)

2018年の水星逆行スケジュール

3月22日〜4月15日 (牡羊座)

7月25日〜8月18日 (獅子座)

11月16日〜12月6日 (射手座から蠍座)

水星逆行の意味

水星逆行の時期が再びやってきました。海外では「水星の逆行」現象についての信仰(?)が大分浸透してきており、NYタイムズに水星逆行に関する記事が載ったくらいです。

水星逆行の時期に関するありふれたアドバイスには「誤解が生じやすいので注意」「問題が起こりやすいので商談にはなるべくサインしないこと」「車・電子機器の破損に注意」「データをバックアップしておくこと」「なるべく旅行をしない」などがあります。

これらの意見は「コミュニケーション・通信・移動」を司る水星の見かけの運動が逆行する時期なので、水星の働きに何らかの支障が起こる時期である、という考えから来ています。こうした情報の浸透により、占星術には初心者でも「水星の逆行」ときくと漠然とした不安を抱く人も多いのではないでしょうか。

しかし、水星逆行の続く時期は約3週間。普通の社会人なら何もせずじっとしているわけにはいきませんね。本記事ではいくつか水星逆行に関する別の見方を紹介し、水星逆行の時期をうまく活用する方法について触れてみます。

水星逆行は、ミスを起こしやすい時期ではない?

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新里ひろき

アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。

www.hniizato.net

Filed Under: トランジット, 天体について

2015年4月4日の皆既月食

2015年3月31日 By 新里ひろき Leave a Comment

2015年4月4日の皆既月食

皆さんこんにちは、新里ひろきです。

3月20日の皆既日食に続き、今度は4月4日に皆既月食が起こります。

4月4日の皆既月食の観察

今回の皆既月食は、日本でほぼ完全に観察できます(ネットに詳細を載せたサイトがあります)。4月4日の20時54分から21時06分という短い時間に起こる月食、直接ご覧になってみてはいかがでしょう。

活動宮14−16度:もう一歩変化を進める機会

4月4日の皆既月食(満月:太陽と月の相対)が起こるのは、牡羊座-天秤座の14度。現在トランジット天王星と冥王星の90度が起こっている活動宮の15−16度を刺激します。

天王星と冥王星のトランジットが暗示するのは「目覚め」と「視野の拡大」。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)の15−16度に出生図の天体や軸を持つ方に取って、この月食はここ数ヶ月続いてきた変化の過程をもう一歩進める機会となります。

天秤座の月食:他人の存在が重要な鍵となる可能性

牡羊座の太陽と相対する天秤座の月食(満月)は、自主的なエゴ(牡羊座)のエネルギーに対する人間関係(天秤座)についての意識を高める効果があります。これはこの時期において、他人からの意見や協力が、「目覚め」と「視野の拡大」に必要不可欠になる事を意味しているのかもしれません。

天王星と冥王星のスクエアという背景がある以上、「協力」の前に対立や争いが起こることも充分考えられます。しかし、天秤座の満月の象徴が暗示する客観性や自意識の発達が助けとなる可能性があります。

今、変化の時期を歩んでおられる方は、他人を通じて更なる目覚めや方向性の変化が期待できるかもしれません。

 

 

Photo: Darron Birgen Heier

新里ひろき

アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。

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Filed Under: トランジット

2015年3月20日の皆既日食

2015年3月16日 By 新里ひろき Leave a Comment

2015年3月20日の皆既日食

皆さんこんにちは、新里ひろきです。今回は3月20日の皆既日食について触れてみます。

皆既日食の背景:天王星-冥王星の90度

この時期の背景に大きく存在するのが、天王星と冥王星のスクエア(90度)です。2012年から続いてきた強力なトランジットですが、今月14日に最終スクエアを形成しました。

天王星-冥王星の90度という爆発的変化の可能性を秘めたトランジットが長期的背景に存在する場合、その他のアスペクトがこの潜在的可能性を現実化する「引き金」としての働きをする事が多くあります。個人のホロスコープにおいては「MC、アセンダント軸への強力なトランジット」が引き金の役割を担い、社会においては「牡羊ポイントへのトランジット」が引き金となる場合が多くあります(こちらはマンデン占星術の領域です)。

春分点における皆既日食

3月20日の皆既日食は魚座29度27分、つまり牡羊ポイント(春分点)においておこる日食で、背景の天王星-冥王星スクエアの潜在力を現実化する「引き金」となり得る可能性が充分あります。

魚座29度の皆既日食:感情から行動の世界へ

魚座から牡羊座への移行はいわば「感情の世界」から「行動の世界」への移行。

この、魚座29度で起こる日食が示唆しているのは、あなたがここ数年薄々と感じてきた変化への希望や、長年培ってきた思いを行動に移すべき時期であるという事かもしれません。

背景にある天王星-冥王星のエネルギーは、激しい変化への欲求を生み、この時期独特のモチベーションを与えてくれます。

こうしたダイナミックな時期に変化を恐れて行動を諦めることは、決して楽な選択ではありません。「行動しない」という選択はフラストレーションや自己批判など、多くの負の感情を生む危険性があるからです。

感情のエネルギーとは、行動に移すためのもの。現在の星模様は特に、恐れを感じて逃げるのではなく、恐れと立ち向かって望む変化を起こすだけの勇気を与えてくれます。

この強力な皆既日食を、有意義な変化を実現するきっかけにしてみてはいかがでしょう。

新里ひろき

アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースの最優秀卒業生。日英完全バイリンガルの占星術家で国際的に活動。日本語で占星術セッション実施中。2012年より心理占星術オンライン講座シリーズを開始。2015年より日本で唯一ノエル・ティル公認の占星術師養成講座「占星術マスターズコースJAPAN」を開始。

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新里ひろき 心理占星術師

心理占星家です。日本人の方に向けたノエル・ティル式心理占星術セッションと、日本で唯一ノエル・ティル公認の心理占星術講座を提供しています。占星術を通じて皆さんの人生の目標を達成するお手伝いができれば光栄です。 (続きを読む)

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